秘密
人形首 + S嬢

静かな夜 雲の涙
誰もいない森 あの子が僕を待っている

鳥籠を横に
白い衣を纏った あの子が 今夜も草花のベッドで眠る

『わたしは もうすぐ "ここ" から消えるのよ』と嬉しそうに僕に云う

今夜も月は雲の影に隠れているから 誰にも僕らを見つけられないだろうね

暗闇に涙は落ちる

静かな夜 雲の涙
誰もいない森 今夜もあの子と一緒に眠る

鳥籠を横に
白い衣を纏った あの子と僕は 今夜も草花のベッドで眠る

『次の夜 わたしは "ここ" から消えるのよ』と嬉しそうに僕に云う

今夜も月は雲の影に隠れているから 誰にも僕らを見つけられないだろうね

暗闇に涙は落ちる

静かな夜 雲の涙
誰もいない森 あの子に会いに行く

鳥籠を横に

白い衣を纏った あの子が 今夜も草花のベッドで眠る
鳥が鳴いたら 悪夢は終わるのだと彼女は云った・・

鳥が鳴けば 悪夢は終わのだろうか・・・と僕は思った
彼女は朝になるのを恐れ 彼女は朝になると哀しそうな顔をし

誰もが美しいと思う朝日を いつも怯えていた 
今夜も月は雲の影に隠れているから 君は誰にも見つかることはないよ

草花のベッドの上 胸に美しい毒の花を抱いて少女は眠る 
首無しの小鳥と美しい魔法陣(サークル)に護られて・・・・ 

そう ずっと昔 彼女は云った

『お父さんが 私に "した" ことは 誰にも言っちゃいけないこと なんだって・・・』

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モドル

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